●してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
1.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)、鎮静薬
2.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気があらわれることがあります。)
3.過量服用、長期連用しないでください
(倦怠感や虚脱感等があらわれることがあります。)
●相談すること
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)授乳中の人。
(4)本人又は家族がアレルギー体質の人。
(5)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。
高熱、排尿困難
(7)次の診断を受けた人。
緑内障
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師に相談してください
(1)服用後、次の症状があらわれた場合。
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振 |
精神神経系 | めまい |
その他 | 排尿困難 |
せき、たん
次の1回量を、添付の目盛付コップではかり、いずれも1日3回食後に服用します。なお、場合により1日6回まで服用しても差支えありませんが、この場合は服用間隔を4時間以上おいてください。
年齢 | 大人(15才以上) | 12才-14才 | 12才未満 |
1回量 | 10ml | 6.6ml | 服用しないこと |
成分 | 60ml中 | 作用 |
リン酸ジヒドロコデイン | 30mg | 延髄のあるせきの中枢に作用し、せきの発生を抑えます。 |
グアイフェネシン | 170mg | 気道粘膜の分泌機能をたかめ、たんをうすめて排出をうながします。 |
マレイン酸クロルフェニラミン | 12mg | アレルギー性のせきをしずめます。 |
無水カフェイン | 62mg | 大脳皮質に作用して、ねむけを防ぎます。 |
本剤服用のほか、次のようなことも気をつけましょう。
・栄養や睡眠を十分にとって体力の回復に努めましょう。
・室内の空気の乾燥をさけましょう。
・タバコはひかえ、またうがいなどをしてのどをいたわりましょう。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所にキャップよくしめて保管してください
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
(4)キャップをしめる際、ビンの口をよく拭いてからしめてください。しめ方が悪いと内容液が漏れ出したり、汚染することがあります。
(5)使用期限をすぎたものは服用しないでください。