してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
胃腸鎮痛鎮痙薬
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること
(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがある。)
相談すること
1. 次の人は服用前に医師または薬剤師に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)発熱を伴う下痢のある人、血便のある人または粘液便の続く人。
(3)急性の激しい下痢または腹痛・腹部膨満・はきけ等の症状を伴う下痢のある人。(本剤で無理に下痢を止めるとかえって病気を悪 化させることがある。)
(4)妊娠または妊娠していると思われる人。
(5)高齢者。
(6)本人または家族がアレルギー体質の人。
(7)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(8)次の症状のある人。
排尿困難
(9)次の診断を受けた人
心臓病、緑内障
2.次の場合は、直ちに使用を中止し、この説明文書を持って医師または薬剤師に相談すること
(1)服用後、次の症状があらわれた場合
皮ふに発疹・発赤、かゆみ
(2)5-6日間使用しても症状がよくならない場合
3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談すること
口のかわき
その他の注意
母乳がでにくくなることがある。
下痢、消化不良による下痢、食あたり、はき下し、水あたり、くだり腹、軟便、腹痛を伴う下痢
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人(15歳以上) | 6錠 | 1日3回を限度とし服用する。服用間隔は4時間以上おくこと。 |
11歳以上15歳未満 | 4錠 | |
8歳以上11歳未満 | 3錠 | |
5歳以上8歳未満 | 2錠 | |
3歳以上5歳未満 | 1錠 | |
3歳未満 | 服用しないこと |
(用法・用量に関連する注意)
(1)用法・用量を厳守すること。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
(3)3才以上の幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意すること。
(3)錠剤の取り出し方:錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用すること。
(誤ってそのまま飲み込んだりすると、食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながる。)
成分・分量 成人1日量(18錠)中
成分 | 分量 | はたらき |
アクリノール水和物 | 120mg | 腸内病原菌に対する殺菌作用により、下痢を止める |
タンニン酸ベルベリン | 180mg | 腸内病原菌に対する殺菌作用と収れん作用により、下痢を止める |
ウルソデスオキシコール酸 | 30mg | 利胆作用により、消化を助ける |
ゲンノショウコエキス末(原生薬として1500mg) | 250mg | 収れん作用により、下痢を止める |
ロートエキス3倍散(ロートエキスとして45mg) | 135mg | 鎮痛、鎮痙作用により、痛みを和らげる |
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)本剤の使用期限は外装に記載してあるので、使用期限内に服用すること。