下記の量をなるべく空腹時をさけて水又は温湯で服用してください。
服用間隔は4時間以上おいてください。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
成人(15歳以上) | 1錠 | 3回を限度とする |
15歳未満の小児 | 服用しないこと |
イブプロフェン | 150.0mg | 生理痛の原因物質の生成をすばやくおさえ、 生理痛に効果をあらわします。 |
ブチルスコポラミン臭化物 | 10.0mg | 生理痛の原因となる下腹部の過剰な緊張をおさえ、 生理痛に効果をあらわします |
1.次の人は服用しないでください
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)本剤又は解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
(3)15歳未満の小児。
(4)出産予定日12週以内の妊婦。
(5)次の診断を受けた人。緑内障
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、ロートエキスを含有する胃腸薬、 乗物酔い薬
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。)
4.服用前後は飲酒しないでください
5.長期連用しないでください
相談すること
@次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)授乳中の人
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(5)次の症状のある人。排尿困難
(6)次の診断を受けた人
心臓病、腎臓病、肝臓病、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病
(7)次の病気にかかったことのある人。胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病
A服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、
添付文書を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ、青あざができる |
消化器 | 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃痛、口内炎、胸やけ、 胃もたれ、胃腸出血、腹痛、下痢、血便 |
精神神経系 | めまい、頭痛 |
循環器 | 動悸 |
呼吸器 | 息切れ |
泌尿器 | 排尿困難 |
その他 | 目のかすみ、耳なり、むくみ、鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、出血、 背中の痛み、過度の体温低下、からだがだるい、異常なまぶしさ、ほてり |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療をうけてください。
症状の名所 | 症状 |
ショック(アナフィラキシー) | 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる |
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンズ・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症 | 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。 |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 |
腎障害 | 発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。 |
無菌性髄膜炎 | 首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等があらわれる。(このような症状は、特に全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている。) |
心筋梗塞 | しめつけられるような胸の痛み、息苦しい、冷や汗がdる。 |
脳血管障害 | 意識の低下・消失、片側の手足が動かしにくくなる、頭痛、嘔吐、めまい、しゃべりにくくなる、 言葉が出にくくなる等が急にあらわれる。 |
ぜんそく | 息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。 |
再生不良性貧血 | 青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白く見える、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。 |
無顆粒球症 | 突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。 |