乗物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和
乗物酔いの予防には乗車船30分前に、次の1回量を水またはお湯で服用してください。
年齢 | 1回量 | 服用回数 |
---|---|---|
11歳以上15歳未満 | 2錠 | 4時間以上の間隔をおいて1日3回まで |
5歳以上11歳未満 | 1錠 | |
5歳未満 | 服用しないこと |
なお、追加服用する場合には、1回量を4時間以上の間隔をおいて服用してください。1日の服用回数は3回までとしてください。
[用法・用量に関連する注意]
小児(5歳以上15歳未満)に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。修学旅行などに持たせる場合には、事前に用法、用量など、服用方法をよく指導してください。
[錠剤の取り出し方]
錠剤の入っているシ−トの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、錠剤を取り出して服用してください。(誤ってシートのままのみこんだりすると食道粘膜に突き刺さるなど思わぬ事故につながります。)
1回量(5歳以上11歳未満)1錠中に次の成分を含みます。
成分 | 含量 | 働き |
---|---|---|
ジフェンヒドラミンサリチル酸塩 | 20mg | 自律神経に働き、乗りもの酔い症状を予防・緩和します。 |
ジプロフィリン | 13mg | 揺れによって起こる感覚の混乱を抑制し、乗りもの酔いを予防します。 |
[添加物]
タルク、乳糖、酸化チタン、CMC、ステアリン酸Ca、セルロース、ヒプロメロース、マクロゴール、無水ケイ酸
本剤は子供用ですが「使用上の注意」には大人が服用する際のことも書いてあります。
〔守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる〕
1.次の人は服用しないでください。
次の診断を受けた人
緑内障、前立腺肥大
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。
他の乗物酔い薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、アレルギー用薬等)
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
(眠気等があらわれることがあります。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(4)次の症状のある人
排尿困難
(5)次の診断を受けた人
てんかん、甲状腺機能障害
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
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皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ |
循環器 | 動悸 |
泌尿器 | 排尿困難 |
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
口のかわき、眠気
本剤服用中、アルコール類を飲用しますと、薬の作用が強くあらわれることがありますので注意してください。
1.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
2.小児の手の届かない所に保管してください。
3.他の容器に入れ替えないでください。また、本容器内に他の薬剤等を入れないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
4.使用期限をすぎた製品は使用しないでください。
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